さくらんぼのアメリカ日記 ヴィザ・グリーンカード

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H ヴィザ 

ヴィザのことで、なんとなく小耳にはさんだことや知っていることを書いておこうと思いつつ、ほとんど書かないまま、最近の事情とはとんとご無沙汰してしまっている。

細かい区分や条件は専門家の方のサイトに任せるとして...

最近は、割り当て数に限りがあるために取得がなかなか難しくなっているHヴィザ、これは、基本的に4年生の大学を出て、専攻した分野の仕事についている人だったら誰でも取れる。よく、「H ヴィザは看護婦さんとか弁護士とか特殊技能を持った方ようのヴィザです」とか書かれているけれど、「アメリカで4年生の大学の資格が必要」とされている職種だったらなんでも大丈夫。学位がなくても、同等の経験があると認められればこれも大丈夫。

で、実際にヴィザが下りるかどうかは弁護士さんと人事の腕次第。科学者用のヴィザやグリーンカードの申請を専門としているある弁護士さんは、「たかだか文系の修士資格を持っているというだけで、H1を取ろうなんていうのは無理だ」と言ってのけたけれど、人事担当者が「専門職だから取れるはずだ」と言ったら、寄せ集めの履歴データをもとに書かれた本人が「え~、これって私じゃないよ」というであろうくらい見事な申請書を書いてくれた。嘘は一言もかかずに、申請者がいかに優秀なすばらしい経歴の持ち主であるかを巧みな英語で書き上げていた。まさに言葉のマジック。

こういう弁護士さんは、かかった時間に要する料金を請求することが多いので、多分、弁護士費用だけで2000ドルから5000ドル、トラブルがあって長引いたりするともっとずっと高くなる可能性がある。

薄利多売で、一件あたり1000ドルとか2000ドルとかの料金設定をしている弁護士さんの申請書はかなりいい加減、「こんな申請書類でよく通るよなあ」というのをよく目にした。いわく、「この職種には4年生の資格が必要です。マイクロソフトもそういっています。この人は4年生の大学を卒業しています。なのでヴィザを出してください」

普通、「こういう仕事の内容だから、こうこうこういった専門知識をもっている大卒の人間を雇用する必要があり、このような資質を持ったすばらしい人を見つけたので是非採用したいのでついてはヴィザを出してください」ってロジックで申請書書くんだけど...

で、心配していたら、私の知る限りで二人ほど、「経験が不足」という理由ではねられた。実際、よく調べれば、こんな申請書だと全部却下されて当然だと思うのだけれど、ほとんどの場合は通るので、「あ、運が悪かったんだね。申請書書き直してもう一度出すよ」ということになる。たいてい、二回目はもう少しまともな内容になっていて、普通はこれで通る。

厄介なのはアメリカでは4年生の学位が必要だとみなされていない、マテリアル・コントロール(資材管理?)などの仕事に、経験豊かな外国人を採用したいケースで、EヴィザやLヴィザが適用できないケースなんだけど、長くなるのでこれはまた次回。

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社長に偶然会って助けられる場所は? 

友人とヴィザとかグリーンカードの話をしていて、ふと、大分前に勤めていた会社での出来事を思い出した。ずいぶん前のことだから、公開してもいいよね。

当時の私は、あまりに仕事が暇だったので、毎日、日本からの出向社員のビザとかパスポート関係の書類を全部整理して、それを管理するデータベースを作って遊んでいた。で、書類が紛失していたりもともと未提出だったりということがあまりにも多かったので、「みなさ~ん、紛失とか万が一に備えて、パスポート、ヴィザ(またはグリーンカード)のコピーはこちらで保管しますので、提出してくださいね」とせっせとメールを送っていた。

実は、当時、I-94のトラブルが多くて、2007年の2月に入国したのに、滞在期限は2007年の1月31日まで、なんてケースが結構あって、暇な私がよくチェックしていた。

いつも書類の提出がなかったり、入国審査で引っかかってよく足止めをくらっていたのは、の~んびりした感じの社長さんで、催促しても、「あ、こんどまた出張に行くから、その後送るよ」とか、「ヴィザのトラブルの原因は何だったのですか?」と聞いても、「英語でなんか言ってたけれどよくわからんかった」という返事。ま、無事にアメリカに入国できたんだからいいけれど、I-94のコピーを見てみるまではけっこう心配なことが多かった。

で、もう一人の方はグリーンカードをお持ちのジェントルマン(電話で話す限りはね)なのだけれど、「用務員のおじさん」って形容詞が似合いそうなこちらも別の意味でのんびりした方。こちらはB氏とします。

で、B氏がヨーロッパでパスポート、現金、グリーンカードが入ったカバンをひったくられるという事件が発生。幸い、コピーが会社にあったので、5時過ぎに残業をしていた別の日本人社員(私はもちろんいません。定時退社だったもの)がコピーをFAXして、パスポート、グリーンカードともすぐ再発行してもらえたらしい。

で、無事アメリカに帰国できると思いきや、理由は不明なんだけれど、グリーンカードの発行日(別の人から聞いた話では日付が新しすぎた???)か何かの問題で、通関する時にいくらかペナルティーを払いなさいいうことになったらしい。もちろん、こういう話は(私は行ったことないけれど)別室と呼ばれるコンクリートの壁の中。

B氏はあいにく、現金もカードも盗まれた後、現地に息子さんがいらしたらしいのだけれど、当座の現金を借りてくるなんてことはしなかったらしい。よって、ペナルティーの支払いができなくてアメリカに入国できない。と、お隣に座っていたのが例の社長さん。なんか、またヴィザか何かのトラブルで別室に呼ばれていたらしい。

「いやあ、社長、奇遇ですね、ちょうどよかった。実はこういう事情でちょっとお金を貸してもらえませんかね」とお願いして事無きを得たらしい。よかったねえ、社長さんが入国管理室(っていうのかな)の常連で。

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