さくらんぼのアメリカ日記 2006年08月

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甘い誘惑 

ひょうんなことから、カフェテリアのただ券をゲットした。普段は飲み物付きの定食が4ドルなのだけれど、これに、デザート、サラダ、ボトルに入った水やジュース、スープ、何でも好きなものを頼める。

実は、夕べあたりから、プヨンプヨンの下腹部が気になっている。デザートの棚の前でしばらく迷ったのだけれど、涙を呑んであきらめることにした。飲み物も、本日のハードな仕事のスケジュールを考えるとコーヒー以外は考えられない...ということで、4ドルの定食に落ち着いてしまった。デザートはなし。

実は、この前のミーティングルームにフルーツとクッキーが置いてあって、フルーツはイチゴ一個、午後食べようと思って、マカデミアンナッツとホワイトチョコレート入りのクッキーを確保していた。

で、食後に戻ってみると、私用のクッキーが消えている。「あ、なくなっちゃった」と思って、新たにクッキーのプレートから、同じタイプをなんと、もう3枚もゲット、で、ふと後ろを見ると私のクッキーがそのまま置いてある。「あ、まずい、巨大なクッキーを4枚も」と思ったが、手が勝手にクッキーのほうに伸びてしまう。

これでは、デザートを食べなかった意味が全然ないと思うのだけれど、私の前にクッキーの大皿を置いて食べるなというほうが無理...

またしばらく体重計を避ける日が続きそう...と、いけない、こんな時こを体重とウエスとサイズのキープに励まなければ。本日の晩御飯はコンニャクステーキに決定!

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長生きしたいですか? 

できることなら、千年でも生きて、この世の中がどのように変っていくのかみたいという友人と、できることなら、今、すぐ、この場で、記憶も魂もすべて、煙のように消えてなくなってしまいたいという私...

それほど不幸せな境遇とは決して思わないし、ぱっと目には恵まれているように見えるらしい。生きてきた不幸だったとか、今この場で自殺したいとは思わないし、どちらかといえばお気楽で幸せな生活を送っているほうだと思う。昨日、戯れにやってみたオンラインのストレス度チェックは最低レベルのストレスだった。本人も、平々凡々、幸せな毎日を送っていると思っている。

だけど...なんていうのかな、いつも人の幸せを横取りして生きているみたいな罪悪感がつきまとう。友人曰く、典型的なサバイバーギルトというものなのだそうだけれど...

毎日幸せに暮らしていて、ずっとお気楽に生きている私、なんにもできないのに、なんの努力もしてないのに...

今が幸せなのだから、単純に楽しめばいいのだけれど、人って複雑なものなんだと思う。え、私だけ???

お土産の依頼 

先日のブログで、「サンドイッチ用の角食パン」を依頼したはずが「スライスしていない山形パン」になったと書いたが、今回はそのお土産版。

「何がほしいですか?」と聞かれたので、「コンビニとかで気楽に買える最近の日本のチョコレートかクッキー」と依頼した。最初に口頭で間違いなくチョコレートを指定した記憶はあるのだけれど、その後、メールで何度もやり取りをするうちに、焦点が「お菓子」と「甘いもの」にずれてしまったようだ。

お土産に大量のお菓子をもらって、ありがたくありがたく頂いたのだけれど、中味は、おせんべ、カール、ポテトチップ、海老煎、その他、スナック系の塩味のお菓子がほとんどで、甘いものはかろうじて、小さな和菓子の詰め合わせが一袋。

どれもおいしいのだけれど、いったいチョコレートはどこに行ってしまったの?

買い物 

日本食の買出しのため、車で2時間半の隣の州まで職場の仲間二人と買い物に行った。日本食材店に加えて、トレーダージョーズやホールフーズ、ウィリアムソノマ(悲しいことに私に住む街にはない!)、大手の本屋のチェーンなどがそろっているので、まとめて寄っていくことになった。

日本食レストランでちらし寿司を食べた後、ショッピングモールからお買い物開始。アンテーラーとバナナリパブリックも覗いてみたのだが、気に入ったものは見つかりそうもなかったので素通り、ウィリアムソノマでタルトレットの型(高い!)と布製の搾り出し袋を買う。食器のセットも買いたかったのだが、時間(お金?)がなかったのであきらめた。モールの中の本屋でスペイン語の辞書と仕事関係の本を買う。

次はトレーダージョーズで、大量のチョコレートとアーモンドパウダー、へーゼルナッツ、ドライフルーツなどを買う。

で、パン屋さんに寄って、前回買ってきてもらえなかったサンドイッチ用の食パンとモンブランを買う。

もう、ここまでで、かなりの出費。最後は日本食材店。特に必要なものはなかったのだけれど、見るもの片端からほしくなって、手当たり次第、カゴの放り込んだ。

今までの出費に加えてこの量だと、会計は軽く100ドルを超えるだろうなと思ったら、あっさり超えていた。お米すら買っていないのに!物価の安いアメリカのこと、今までの出費も含めて200ドルちょっとあったらどんなにステキな洋服やバッグが買えることだろうか。

が、バックや靴、洋服は、着たきりスズメでも気にならないので、余程気に入ったものでないと買う気になれない。以前、私の洋服の買い物に行った別の友人は、「何にも買わないで、いったい何にお金を使っているの?」(実際は、お金たまるでしょ、なんにも買わないのだから)と言っていた。私も、その時は何に使っているのか不思議だったのだけれど、今日の私の買い物の量と、他の二人の買い物の量をみてよくわかった。私のお金はお菓子の材料と道具、おいしい食材に消えているんだ!

ケーキやクッキーを買うことを思えば、材料費なんて微々たるものと思っていたのだけれど、何しろアメリカのレシピは使う量が半端ではないし、ナッツやドライフルーツやチョコレートを一種類ずつ買っているとものすごい量になってしまう。それに、型とかは、あいかわらず日本風のものがいいので、そういうのを扱っている輸入物のお店はすごっく高い!ま、趣味のお菓子作りにお金をかけているんだからいいか。だけど、いつも私のお菓子を喜んで食べてくださっている日本人の皆様、「いつも着たきりスズメのさくらんぼさん、いったい何にお金を使っているの?」という質問はやめてね。

あっ、モンブラン用のマロンペーストを買いにホールフーズに行くのわすれた~っ!

恐怖心と怒りの不思議な関係 

前に習っていたヨガのクラスで、過去に封じ込めてしまった悲しみや怒りを、水の流れの中で解き放ってやる方法を教えてもらった。ロッキー山脈の自然の中で、きれいな流れを見つめているとそれだけで心が洗われたような気がした。日頃の運動不足解消に始めたクラスだし特に大きな期待はしていなかったのだけれど...

翌日、子供の頃からの人見知りで、新しい人(どっかの事務所の受付の人とか)と話す時は必ず心のどこかにある不安感が消えていることに気が付いた。

時々、空が落ちてくるのではないかというどうしようもない不安を感じることがある。いわゆる「不安障害」に近いが、ごく普通???に社会生活が送れて、必要に迫られれば、大勢の人の前でのプレゼンテーションやスピーチも(心の中で震えながら)なんとかこなしてしまうことが多いので、日本では治療の対象にはならないらしい。少なくとも、自己診断テストの結果は「きわめて正常です。毎日の生活を楽しんでください」だった。

過去の感情が一つ一つ整理されていく度に、私につきまとっているなんとも形容しがたい、私の感情の一部のような不安感が一つ一つ消えていく。恐怖心が消えると、めったなことでは腹が立たないし、物事が鮮明に見えるようになる。

不安感がなければ、子供の頃からの悪い癖、「できないかもしれないからどうしてもとりかかれない」ということがなくなって、請求書の支払いを山積みにして最終日まで置いておいたり、締め切りに間に合う土壇場になるまで仕事に手をつけなかったり、仕事を始めるのが嫌(怖い?)から代わりに席についているときは四六時中お菓子を食べているということも少なくなる。

カロルス・カスタネダの本の中で、ドンファンが、カルロスに武人が修行していくなかで妨げになるものは、まず恐怖心、次にクラリティー(明瞭さ?)、パワー(力?)、最後に老年だと言っている。
別に黒魔術にも白魔術にも興味はないけれど、恐怖・明瞭・パワーのつながりは面白い。意味のない恐怖心が減れば、いろいろなことがものすごくはっきりと見えてくる。物事を見据えた上で、自分の感情を交えずに正しい決断を行えば、ある意味、人を巧みに操ることも可能だ(あんまり興味はないけれど)、で、パワー(ちょっと意味は違うかもしれないけれど)が身に付けば、これは癖になる。仮りに権力やパワーの虜にならず、これを克服したとしても、もうそこには老年が待っている...

不安感がなくなることは歓迎なのだけれど、恐怖心がなくなったら、やるべきことを「できない!」と言ってやらないでいた言い訳がなくなってしまう。あとは前に進むだけ。この、不安感が薄らいだ瞬間に訪れる、ぞっとする冷たさ、というか、荒涼感はいったい何を意味するのだろうか?

恐怖心があれば、この冷たい影からは目をそむけていることができる。だけど...

田舎度係数 

なんて言葉はもちろんないけれど...

4月の引越し前の暮らしと、今の暮らしと、どちらが田舎度が高いかというと判断は難しい。以前は、とんでもない田舎にある会社の側には住めないと判断、毎日約50キロの道のりを車で通っていたので、住んでいたところは結構まともな市だったが、会社の側にはよろず屋さんみたいなスーパーマーケットしかなかった。

今住んでいるところは職場の近く、会社はやっぱり辺鄙な土地にあるので、住んでいるところは前よりもずっと田舎だけれど、30分走れば飛行場に着くし、この街には高層ビルが立ち並んでいる。

時々、アパートの家賃を払い忘れる。都市部の場合、一日いくらの単位で延滞金が加算されるので、2週間も払い忘れるととんでもないことになる。

前回、(引越し前)に払い忘れた時は、青くなってとりあえず、概算で100ドルくらいだろうと計算してレントボックスに小切手をほうりこんでおいた。あとから電話がかかってきて、家賃の払い忘れは、日数に関係なく25ドルだと伝えられてお金が返って来た。

今のアパートは、家賃を払い忘れたことはないが、人の話では、あんまり遅いと大家さんから催促の電話がかかってくるくらい、違約金はまず課されないとのこと。

先日、電気料金を丸々一ヶ月払い忘れたことに気が付いた。数日遅れならまだしも、普通は延滞金が課される。が、請求書を見ると、あと一週間以内に支払いをしなければ違約金が課されますとのコメント...すぐに翌月分と一緒に払って事なきを得た。

昨日は、図書館に返したと思ったCD-ROMの本の一枚が、コンピュータの中から出てきたので、あわてて返しに言った。窓口で、「あら、コンピュータには入っていないわ。ということは、返してもらった時にチェックしてなかったってことね。こういうことって本当によくあるのよ。どうもありがとう」と言われておしまいだった。

認めたくはないけれど、人々がのんびりしているっていう意味では、今住んでいる土地が一番田舎と思う。もちろん、「田舎」なのではなく、単に土地柄なのかもしれない。この土地に初めて来たときに、高速の運転で怖い思いをすることがなく、「私も成長したものだわ」と喜んでいたのだ、だけど、よく考えてみたら、この土地で他の車からあおられた経験がない。左折ができなくてのろのろしていると、必ず他の車が止まって行かせてくれる。そういう意味では住みやすい土地なんだけど...

縁起でもないことだけれど:死の準備 

リビングウィルの大切さと書き方についての文章を読んだ。「高齢者を対象にしたもの」と考えていたのだが、アメリカのほとんどの州で、18歳以上の人間なら誰でも作成できると書かれている。

内容を読んで驚いた。まだまだ当分長生きする予定でいる私だけれど、いつ何があるかわからない。そうなった時に、延命治療を希望するかどうかや臓器移植の問題だけでなく、残された家族への思いやりのこもったメッセージや、意識がなくなったときにどのように対処してほしいかをこと細かく指定することができる。部屋にどんな音楽を流してほしいとか、家族の写真を枕元に飾ってほしいとかいろいろ。本当に、誰もが万が一のために準備しておくのが理想かもしれない。

が、私自身はどうかというと、基本的にものぐさで面倒臭がり屋、ほとんどのことはどうでもいい人間である。臓器移植のドナーになるかとか、延命治療を希望するかどうかといった問題は、そのうちきちんとしておかなくてはと思っているけれど...ほとんどの人にとって大切と思われる事柄は、意識がなくなって死の直前にある私としてはどうでもいいかな、という結論に達した。ただ一点を除いては:

ただ一点、それは:
「私の家族や友人、私とかかわったすべての人達に対して、もし、過去に万が一彼らが私を傷つけたことがあったとしたら、私はそのことを恨みに思っていないということ、もし過去に私が彼らをなんらかの形で傷つけてしまったとしたら、それを許してほしいと思っていること」これは、みんなに知ってもらいたいかな。

人への恨みや人からの恨みをいつまでもひきずって生き続けたり死んでいくにはつらすぎるものね。

話が通じない人 

職場の日本人が、車で3時間の隣の州の結構大きめの都市にでかけるということなので、そこの日本食材店で食パンを買って来て頂くようにお願いした。意外に思われるかもしれないが、アメリカで日本風の食パンを買うには、日本か韓国、中国系の食材店に行かないと売っていないことが多い、

「紙に書いておいてもらわないと忘れてしまう」ということだったので、「できたら、薄切りのサンドイッチ用の角食パンを買ってきたください。でも、食パンならなんでもよいです」と書いたメモを渡した。

翌日、スライスしていない山形パンを届けてくださった。で、「いやあ、切ってあるのやら切ってないのやら、たくさんありすぎてさっぱりわけがわからなかったよ。だめだね、ちゃんと言っておいてもらわないと」とのこと。

山形パンが大好きな私はありがたく頂いたのだけれど...
実は、この人物とは仕事上のやりとりでも日本語が通じないことが多い。確認するために、「え、いま、言ったのって、こう言う意味で言われたのですが、それともこちら?」と聞くと、いつも、「そう、そう、そう」という答えが返ってくるのでちょっと不思議だったのだけれど、要するに人の話を聞かない(読まない)タイプの人だったのね。謎が解けたわ。

健康的な食生活? 

例の、ローカーボダイエットのレシピ本を読んでみたが、使っているオイルの量が多すぎて、レシピとしては(も?)あまり参考になりそうもないということがわかった。道理で、著者の人が太っているわけだ。

ただ、ところどころ役に立ちそうな情報があった。ツナや鮭の缶詰は何がいいかとか、農作物の残留農薬の情報が見つかるWEBサイトとか...

別に新しい発見ではないが、「市販の食べ物にはトランスファットが大量に使われているので、お料理はこまめにしましょう」というコメントがあった。特に、市販の安いクッキーその他はよくないらしい。

ということで、たくさんたくさん作ってみた。オールドファッションのオートミールを買いに行ったら大箱しかなかったので、まず、5カップ使ってグラノーラを手作りにしてみたのだが、パリポリ食べていたらあっという間に消えてしまった。同じような材料でグラノラバーも作ってみたが、これもすごっくおいしいし、なんていっても材料が健康的...って、見えないけど、ホワイトチョコレートを溶かしこんだんだっけ、食べ過ぎないようにしないと。

で、今日は、ビスコッティを焼いてみた。先日スーパーで買ったチョコレートがけのがおいしかったので、チョコレートもちょっと使うことにする。最近、ローファット、繊維質たっぷりのお菓子ばかりだったので、白砂糖を使ったこのクッキー、食べ出したらとまらない。レシピ通りに作ると軽く4ダースできてしまうのも問題。

ひとしきり食べた後、お裾分け用を別にして、残りはビニール袋に入れて冷凍庫に放り込んだけれど、クッキーって冷凍庫からそのまま出して温めなくても食べれちゃうんだもの。冷凍庫の扉に、ブタさんの絵でも貼っておこうかなあ。体重計に乗るのが怖い。

糖度計その後とネットの情報 

糖度計の訳語がインターネットで見つからないと書いたけれど、昨日、英語を確認した友人から電話があり、自分のWEBサイトに訳語を3つくらい入れておいたとのこと。ということで、上手に検索すれば英語訳が出てくるようになったかもしれない。

今回は、個人的に確認できたケースだけれど、インターネット上のおしゃべりって、そのサイトのホストなり誰かが情報源として利用しているのかなあと思うことがある。

あるお料理サイトで食材のお料理方法を検索したときヒットがほとんどなかったため、そのサイトのおしゃべりページでレシピのアイデアについて質問を載せたことがある。数ヵ月後、また、同じキーワードで料理を検索したら、ヒット数がずっと増えているような気がした。

ま、増えて悪い情報ではないし、どうということはないのだけれど、ネットの情報から個人情報を探し出して...なんて話を聞くと時々空恐ろしくなる。

ネットといえば、大分前に、友人が、「昔の彼探し」という遊びを教えてくれた。元彼の名前をネットで検索すると、本人の情報に行き着くことがあるという。ま、田中太郎さんなんていう名前だとヒット数が多すぎて無理だろうけれど。

ちなみに、私の父方の苗字はヒット数が少ないので、ためしに入れて見たらいろいろと面白い情報が出てきた。ネット以前の時代にも、「電話番号なくしちゃったんだけど、君の名前、○○の電話帳で数件しかなかったから、片端から電話したら君の家に行き着いたよ」なんていう人がいたっけなあ。

アメリカの場合、ネットで実名検索すると、ひどい場合には住所と電話番号までしっかりと出てくる。実名は隠しておかないとね。これからは俗称のアメリカ名(実は私の日本のあだ名なのだけれど、英語名で通って結構ありふれている)ですごそうっと。

逃げ出して、どこかに行きたいなあ 

アメリカに住んで、もう何年になるのだろう。こんなに長く住むことになるとは思っていなかったのに、「あと一年、もう少し英語が上達するまで」と言いながら滞在を延ばしていたら、いつのまにか10年を超えてしまった。

日本には日本の良さがあるし、アメリカにはアメリカの問題があるけれど、アメリカでの最初の数年は、誰も私の過去や家族を知っている人がいないこと、おせっかいな年配女性(男性も)が少ないこと、「一時滞在者」ということでまわりがほっておいてくれることがとても心地よかった。

が、一ヶ所に長いを続けて知り合いが増えてくるにつれて息苦しくなってきた。で、仕事を変えて新しい土地で心機一転、一目につかないように、誰の邪魔もしないように、隠れてひっそり暮らしたいと思った。

冬枯れの中訪れた田舎町は、ロードオブザリングスに出てくるホビッツの村そっくりで、最適の隠れ家を見つけたと思った。なのに...いろいろあって半年もしないうちに息苦しくなってしまった。誰にも見つからないように隠れていたい、人から注目されるのは嫌い、そんな願いとは裏腹のことばかり起こった...で、一年ちょっとで転職、別の田舎町に引越してきたけど結果は同じ...

10年以上住んでしまったこの国で、無名の旅行者であり続けること自体が不可能なのかもしれない。

ごくたま~にだが、「イギリスで求人があります。応募しませんか」みたいなメールが入ってくるととてもそそられる。

お金をためて、長期休暇をとってヨーロッパのどこかの国にお菓子留学、というのもあこがれる。

こんなことをしたら本当に一生放浪者になってしまうので、本気で考えないようにしているけれど、ヨーロッパか南米に一年か二年間、スペイン語留学して、現地で仕事を見つけて、中南米の国を数年置きくらいに渡り歩くことが出来たら最高なんだけれど、ビザその他の書類手続きを考えると頭が痛い。仕事だって、そう簡単にみつかるかどうかはわからないし...でも、コスタリカの白いビーチとかあこがれてしまう。あ、遊びに行くんじゃなかったんだっけ。

糖度計を英語で言うと? 

アメリカで最初に勤めた会社は、オレンジ畑に囲まれた大手の医療機器メーカー。「その昔、ベッ○マン博士が、オレンジの甘さを調べるための機器を開発して会社を興してね...」という話をよく聞かされて、いつのまにか、その装置が「糖度計」だと解釈していた。だって、果物の甘さを計る機械っていったら糖度計でしょ???

が、別のところで「糖度計」の話になって、この言葉を英語でなんていうのか知らないということが判明した。最近は、オンラインでほぼなんでも調べられる。が、日本語で「糖度計」と入力して専門用語のサイトをいくつか当たってみたが、英語訳が出てこない。

で、次に、シュガーメータ、スィートネスメータ、その他、見当をつけていろいろ当たってみた。オンラインでヒットするものはいくつかあるが、英語の辞書を探しても定義が見当たらない。特に、血糖値を計る装置がたくさんヒットしてしまって紛らわしい。

で、専門用語に詳しいアメリカ人の友人に聞いてみたが、彼も知らないとのこと。彼にさらにオンラインを検索してもらった結果、糖度を計る機械はいくつかあるが、測定方法その他で呼び名が変わるため、そのものずばりの名前がないとのこと。ま、これは私の検索結果と一致する。

アメリカの果物はまずいという人が多いが、食べごろの果物の選び方を心得ていれば、ジューシーでおいしい果物を買うことができる。問題は、日本みたいに、「甘いおいしいものを店頭に」という発想がないのか、腐りかけたものから、まだ固くて食べられないものまで店頭にならんでいて、自分で選ばないといけない。

ベッ○マン博士が糖度計で一財産を築いたのは昔の話、大多数のアメリカ人には、出荷前の果物の甘さなんてどうでもよいのね。きっと。

男嫌い? 

おしゃれも恋も興味はないけれど、浮世の義理で日本人に会うとき(今は毎日)は口紅をつけるし、何ヶ月(何年?)かに一度は男性とデートの真似事みたいなことをしてみる。

中学校からずっと、日本で集団の中で浮き上がらない方法は、まわりの人と同じような格好をして、適当に男性(男の子)を立てることと思ってきた。ずっと女性上位の学校で育ったので、成績優秀な女子生徒が表向き男性をたてる姿はなんともいえないものがあったけど、私は成績優秀でもなし、こんなものだと思って育った。

だから、小学校の時の嫌な思い出が鎌首をもたげることはめったにないのだけれど...
今日、職場に新しく転勤してきた日本人男性から、「よろしかったらどうぞお使いください」とタイムシート用のエクセルシートが送られてきた。簡単な関数が入っているので自動計算してくれるようになっているが、肝心な関数が未完成で、真夜中過ぎからはじまるの勤務になると計算ができなくなる。メールのコメントには、「ない知恵しぼりましたができませんでした」と入っていた。

もともと、女性の私が夜勤の計算用のタイムシートを使うことはまずないのだから、夜勤用に修正したシートを送ってくださる必要はまずないのだし、計算する必要があれば関数くらい自分で組める。ほぼ初対面(というか、まだお会いしたことがない)に近い男性に、「こんな風に関数を直せば計算できますよ」とメールするのも失礼かと思いつつ、子供の頃のことを思い出してしまった。私のほうが足が速かったり、逆上がりや懸垂が男子よりもできることを決してみとめなかったクラスの男の子や周りの大人たち...

もしかして、私が男性と真剣に付き合わなかった理由って、このあたりのトラウマにあるのかなあ...ま、もてないからって理由のほうがはるかに大きいのだけれど。

障害物? 

ボーっとした頭で運転していたら、目の前に灰色の障害物競争の障害のようなものが見えた。障害にしては高さが低いし、何か3角形の形に連なっている...と思ってスピードを落して近寄ったら、なんとカナディアングース(ガチョウだっけ?)。もうシーズンだったっけ?

グレーの大きな鳥が6羽くらい、斜め一列に並んでいた。道を渡るでもなく戻る様子もなく、仕方がないので「動いてくれるまで車を停めて待つのかなあ」と止まる用意をしたら、やっと道路脇に退避してくれた。時速100キロで突っ走らなくてよかった。

家の近くの小道では、今度はウサギに出くわした。車を見て、また車めがけて突進しようとするのであわててブレーキを踏んだら、これも後ろを向いて逃げ出してくれた。やれやれ。

大きな戦争がおこる? 

友人から突然電話がかかってきた。イスラエルとその他中東諸国に対する国連のやり方が歯痒くて見ていられないとの事。巷では、停戦協定のニュースを受けてガソリン価格が下がり気味だが、友人曰く、停戦協定は長続きしないとのこと。

幸か不幸か、この友人の予測はよく当たる。彼曰く、今、アメリカ政府がするべきことは、イラクから直ちに米軍を撤退させて立て直しを計ること。でないと、イラクで疲弊しきったいまの軍隊では、イスラエルを擁護できないらしい。中東諸国が協力すれば、米国の後ろ盾のないイスラエルは太刀打ちできない。イスラエルは滅び、イラクもヨルダンその他の国に占領される。イスラムの過激派が力をつけ、さらにヨーロッパやアジアの一部で勢力を伸ばそうとするに至って、西欧諸国プラス日本がその動きを阻止する動きに出て、中東を戦場として世界中を巻き込んだ大きな戦争で何百万という命が失われ...地球の温暖化も進み、今世紀で中東とい土地は世界地図から消えていくであろう...その過程で米国は共和国から帝国に姿を変えると。

彼の予想が外れてくれることを願うのみだが、今のブッシュ政権の動きと米国民の反応を見ていると、さもありなんというシナリオである。このような見方をしているのは彼だけではあるまい。が、過去の歴史を見ればわかるように、世界全体が一つの方向に動こうとしているときには、識者の意見は無視されることが多い。無視されるだけならともかく、正しいことを主張したために命を落した人がどれだけいることだろう。

子供の頃、戦争はいけないことだから、日本は軍隊を持たず、それが、他国と戦争をしない唯一の方策であると教えられた。ずっとそれを信じてきたが、クェートが占領されたときに、強い軍事力を持たない国のもろさを思い知らされた。北朝鮮が不穏な動きを見せる中、平和憲法を持ち出したところで机上の空論だろう。今の日本の技術力と経済力なら、核武装も十分可能だろう。が、軍事力は一歩使い方を間違えると恐ろしいことになる。

ダイエットや健康情報の見分け方 

見分け方なんて大げさなものではなく、ただの独り言ですが...

基本的には、売り手の側の「意見」ではなくて、科学的なデータの裏付けがあることが一番と思う。ただ、データの裏づけと言っても、解釈の仕方については意味が違ってくるので、このあたりの読み方もマスターする必要があるかもしれない。データがあって、それをどのように解釈していて、その論理的な根拠がどこにあるのかまで確認するといろいろなことが見えてくる。

データの数も問題で、余程特殊な実験でない限り、データ数が100に満たないものは、有意差が出ないことが多い。「統計学的に差があると認められた」的な記載があれば一応OKだが、これも誤差が5%から10%の範囲に入っている場合に限れられる。誤差20%の範囲なんていうのはあまり信用できない。

比較的信頼できるソースを見つけておいて、あたらしい情報が出たら、そんなサイトでどのように論じられているかを見てみるのもよいと思う。

ちなみに、最近、サプリや代替療法が医学的に見て有効かどうかという検証が北米その他でさかんに行われていて興味深い、が、個別の研究データだけだとまだ結論が出ているとは言いがたい気がする。

一つ興味深かったのが、ビタミンEやベータカロチンが癌に効くのか、あるいは悪影響を及ぼすのかという研究、確かに、ベータカロチンは正常な細胞によい影響を与えるが、同じ好影響の恩恵は癌細胞も享受してしまうとか。巷のにんじんジュースブーム、大丈夫なのかなあ。

もう一つ面白かったものに、関節リウマチか何かの新しい薬か代替療法が有効だったという話の詳細がある。なぜ肝心なところを忘れてしまったかというと、私の興味を引いたのは、本題を離れたデータのほうだったから。それによると、検証した薬だったか代替療法の効き目は約60%、プラシーボ(つまり、薬と称して薬効0と思われる丸薬か何か)を投与された人達への効き目は50%で、この差は統計学上意味がないとは言えないと認められたとか。でも、つまり、痛み止めみたいな薬は、薬効ゼロでも、薬といわれて飲めば50%の人には効果が出るということなのですね。

どうりで、民間療法が後を絶たないわけだ。しかし、これは逆の見方をすれば、効くと信じて飲めば効くってことか。人を信じ込ませる力がある人達は、その力でお金を頂いているってことなのかなあ。う~ん。

この二つは、確か、今年のウォールストリートジャーナルのヘルス面で取り上げられていたけれど、日付を覚えていないので、ここに正確に乗せられない。ということで、「情報のソースを正しく記載していない情報の信頼度は低い」となると、このブログはただの個人日記として見てもらうしかないのだけれど...

ちなみに、ウォールストリートジャーナルに取り上げられるような情報は、専門化達の間ではもう古い情報だとか...



ローファットかローカーボか 

ローファットのお菓子作りに凝っていると書いたけれど、今のアメリカの流行はローカーボ、ローファットだと目の敵にされるオイルやバター、生クリームなども使えるとあって気に入っている人も多いらしい。

ふと気が向いて、ローカーボダイエットに関するお料理の本を借りてきた。オメガ3とかオメガ6とかトランスファットとかよく聞くので、少しきちんとした情報を仕入れておこうと思ったのだが...

前回借りてきたローファットの本と正反対のことが書かれている!内容の信憑性という意味では、前回のローファットの本のほうがはるかに高い。著者が栄養学の学位を持っているのが一因と思うが。

ローカーブの本を私が全く信頼しなくなった理由は...
日本人は、良質な油脂が豊富なお魚アイスクリーム(いかアイス、たこアイスなど)を食べると書いてあった。

ローカーボがよいのかローファットがよいのか、遺伝、体質、人種などによっても変わってくると思うが、個人的には、ローファットのほうがカロリー制限がしやすく、胃にも負担がかからないので、ローファットの食生活のほうが体調がよい。誰かが日本人にはローカーボは向かないとか書いていた気がするが、長年、米を主食としてきた日本人と、肉食が続いた西欧人とでは合ったダイエットが違うのかもしれないが...

いずれにせよ、総カロリーを無視して、炭水化物や脂質の摂取量のみ意識するのは無意味であるが、前回のローファットの本はこのあたりを明確にしていたのに対して、今回のローカーボの本は、一部の油脂と炭水化物を目の敵にするだけで、具体的な根拠やカロリー数が記載されていない。

で、例の友人に確認してみたのだが、「良質の油脂を摂取することが大切」なのはわかるが、「良質の油脂」は熱を加えた時点で成分が有害なものに変わってしまうそうなので、油脂を加えてから火を通す料理やお菓子はすべて勧められないとのこと。ってことはこの本のレシピはダイエットの参考にはならないということね。ま、おいしそうなものがあったら作ってみたいけど。

夕食には、レタスとターキーベーコンの炒めものを作った。一瞬、友人の忠告に従って、レタスとベーコンを軽くゆでて、その後からオリーブオイルをかけようかとも思ってみたが、それではあまりにも味気ない。ベーコンがターキーベーコンに代わっているだけよしとして、予定通り野菜炒めにしてしまった。ちなみに、このターキーベーコン、赤身のお肉と白身のお肉を上手に使ってベーコン風に仕上げていて、スモーキーな風味があるのだが、脂肪分とカロリーはずっと抑えてある。ローファットの本に書いてあった食材で、正解と思う。ローカーボの本だったら臆せずに普通のベーコンを使えって言うだろうなあ。フライドポテトはラードかバターで作れって書いてあるもの。

代謝の良い体が行き着く先は? 

友人の一人に、栄養学に詳しく、CR (カロリーリストリクション)ソサエティーとかに参加して、カロリー制限を実践している男性がいる。

CRソサエティーのメンバーの目標は体重減少ではない。カロリーを制限することで代謝を抑え、長生きをすることが目的だそうだ。体重減少はその副作用。彼らの食生活は、総カロリー数が少ないことを除けば、栄養やミネラルのバランスなどが非常によく取れているし、アメリカ人の多くを悩ませる肥満の害はないので、彼らが長生きをしたからと言って、一概に「低い新陳代謝」が原因と断定するのは難しい。が、マウスか何かを使った動物実験では、摂取カロリー数を抑えると代謝が悪くなり、結果的に長命になることは知られているらしい。

日本、アメリカに関係なく、不健康な食生活を送っている現代人は多い。成人病の予防のため、ダイエットに励むのは良いことだが、巷で歌われている「代謝の良い体になって痩せる」というのはどうなんだろうか。確かに、代謝を良くすれば体重は減る。だけど、結果的に自分の寿命を縮めて老化を早めているとしたらどうなのかな。運動をしすぎた場合の、フリーラジカルのリスクも心配。

病気その他でホルモンバランスが崩れたり、代謝異常になっている場合を除き、基本的に、摂取カロリーよりも消費カロリーのほうが多ければ体重は落せる。部分痩せがほぼ不可能なので、一度太ってしまうと体重は戻せても、余分な贅肉を効率的に落すのは難しい。だけど、ダイエットをすればするほど、リバンドを繰り返して、結果的に不健康な体になてしまう人がたくさんいる。体型を維持したかったら、余分な脂肪を増やさないこと。スタイルを維持したい時は、太くしたい部分の筋肉を効率的に鍛えるしか方法はないと思うのだけれど、巷では、「部分痩せ」とか「夢のダイエット」的な話が後を絶たない。

私の場合、ダイエットは簡単(というか、正確には、言うのは簡単)、夕食を6時にして腹8分目を心がけて、夜食は一切とらず、間食の量(特に甘いもの)の量を減らして、朝食のケーキをもっと健康的なものに変えて、ごろ寝ばかりの生活を辞めて積極的に体を動かすようにすれば理想体重が維持できる...筈なんだけど

「夢の○○ダイエット(法・製品)」の類に手を出したくなる気持ちはよくわかるなあ。でも、そんなにいいものが本当にあったら、インターネットその他で細々と宣伝する必要なんてなくて、大々的に特許をとって痩せ薬として販売したり、そこまでいかなくても、良いものなら口コミで広がるし、ブームで終わることなく末永く使われ続けるはずなんだけど、そういうすばらしいダイエット製品の話って、宣伝の部分を差し引くととっても少ないですね。

暑さの感覚 

ずっと、華氏で生活していたので、毎日摂氏で何度くらいの気温になっているのかよくわからなかった。少し涼しくなったが、アメリカ全土で今年は猛暑が続いているらしい。

ここ3年程、夏場の湿度の高い土地で暮らしているせいで、真夏は額がうっすら汗ばむことがある。それ以前はずっと乾燥した土地で暮らしていたので、華氏で100°を越える毎日でもそれほど気にならなかった。

もちろん、日中、車を日向に停めておくとハンドルがもてないくらい熱くなっていたが、当時は屋根付きの駐車場に停めることが多く、普段は冷房の効いた室内、移動は車という生活というのが大きいと思うけど。

感覚としては、90°を超えると真夏日、100°以上だとすごーく暑い日、80℃台だと過ごしやすい日という感覚だったが、ふと、WEBの天気予報の表示を摂氏にしてみておどろいた。南カリフォルニアの夏日は軽く40°を超えていたのね。

今住んでいるところは、(今年は猛暑なので)最高気温は30°を超えることが多いが、朝方は20℃前後まで気温が下がるし、日陰や一階にいればクーラーなしでもすごせることが多い。

日本に帰ると5月でも蒸し暑くて大汗をかいてしまうのだけれど、蒸し暑いといわれているこの土地でも30°台でもなんとかなっている。日本の真夏の湿度っていったいどのくらいあるのかしらん。

副業 

今までにも、サイドビジネスで税務相談を受け付けている大学の教授とか、仕事の傍ら大学で教えている講師とか、正社員の仕事のほかにフリーでプログラミングの仕事を引き受けているシステムエンジニアとか、自分で小さな副業をやっている人の話はよく聞いていた。

が、アメリカの農村部の人々の副業には驚かされる。男勝りの自動車の検査員のお姉さんの副業は美容師さん。週末と夕方自宅で開業していて、親切にも無料で私の眉毛を整えてくれた。

コンピュータスペシャリストの副業は牧場(馬)、毎朝牧場で馬の世話をしてから会社に来るらしい。

馬は手がかかるが、牛だと放牧するだけでよいので、週末に牛の世話をしているというエンジニアは結構多い。普段は会社でホワイトカラーの仕事、週末は牛の世話かあ。ただ、出張の多い職種だとこれは結構きついらしい。

以前に、映画で都会から移ってきた親子がこやぎのかわいさに見せられて、何もしらないところから農業に手を出し始めたとかいうのを見たことがあるけれど...牧場かあ...

退職後なんかに専業で馬のブリーディングをしている人の話はよく聞くし、見事なサラブレッドを見せてもらったこともあるけれど、毎週60時間くらい会社で働いて、そのあとどうやって牛や馬の世話ができるのだろうか。

温度計 

今年の夏はアメリカ中猛暑だとかで、暑い日が続いているが、会社の中は相変わらず冷房がきき過ぎていて、厚手木綿のシャツの上にジャケットを着て過ごしている。

「こんなものがあったから会社で使って」と壁のかけれれる温度計を頂いた。摂氏と華氏が両方見れて便利なのだけれど、実はこれ、温度計のガラスの部分と温度表示の部分が外れてしまっていて、壁に掛ける前にもう一度貼り付けないといけない。貼り付ける位置を間違えると温度が平気で3度くらい狂ってしまう。

ま、接着剤の後があるのでそこを目安にして張り付ければほぼ正確な温度が表示されるのだろうけれど、日本人仲間はみんな寒くて震えている身、どうせなら温度が低く表示されるようにと下のほうに貼り付けてみた。室温は毎日18度前後、ひどい時には12℃に設定するようなとんでもないやつもいる。

温度計、私達の目安にはなるのだけれど、アメリカ人は一向に気付く様子がない。12℃の室温がちょうど良いって考えているんだったら見せても無駄かなあ。

悪魔のささやき 

ローファットのお菓子作りに凝っていると話すと、決まって「あなたにはダイエットは必要ないでしょう」という言葉が返ってくる。確かに、ローファットのレシピに凝っているのは私のためというよりも、単に低カロリーでも味がそれほど落ちないおいしいレシピを見つけたいというのが大きな理由だけれど、決してダイエットが必要ない身ではない。

もともと体重が重いほうだったし、統計的には「普通」に入るとは言え、まわりの女性と比較すると、「私ももう少し痩せなきゃ」というタイプだった。日本を出る前に体調を崩して4キロくらい痩せてからは戻っていないので(正確には一週間で7キロ痩せて3キロ戻ったのだが)アメリカでは大学生の頃のぽっちゃりした私の姿を知る人はいないけど、今でも、外食したり、お菓子を好きなだけ食べるとあっという間に体重が増えてしまう。

なのに、「あなたはやせる必要なんかないでしょう。ほら、もっと食べて」とお菓子を差し入れてくださったり、飲み会でおつまみをたっぷり食べるように勧めてくださる???方が後を絶たない。

「あの...私、おチビだから、普通の人と同じだけ食べるとすぐ太るのですけれど...」といつも言ってるのだけれど...

ただ、みんな、私が根っからの甘いもの好きで、特に日本のチョコレートや焼き菓子に目がないことはよく知っている。

「ダイエットなんか気にしないで、おいしい日本のお菓子を持って遊びに行きますからね」という人が最近後を絶たない。気持ちは嬉しいんだけれど、複雑。

ドジな私 

ずっとローファットのベーキングに凝っていたので、普通のお菓子が恋しくなった。パンプキンマフィンの残りのカボチャの缶詰を使うために、朝はパンプキンマフィン(ローファット)、この後、卵黄が2個余ってしまったのでレモンクッキーを焼くことにする。買い物ついでにオールドファッションオートミールも買ってきたので、グラノーラバーも作ることにする。

先にグラノーラバーを作って、焼いている最中にレモンクッキーの用意をする。搾り出しの線を綺麗に出すために、バターはほとんど溶けた状態にして、粉類を少し多めにすることにする。作りなれたお菓子なので、分量も手順も適当。今回は電子レンジにかけてゆるゆるになったバターに粉砂糖を混ぜて、レモンジュースとレモンの皮のすりおろしを入れたところに、小麦粉とコーンスターチをいれて、いい具合に仕上がったみたい。搾り出し袋に入れて、丸く搾り出し、真ん中にラズベリージャムを落して焼く。

綺麗に焼きあがったのだけれど、食べてみると歯ざわりがなぜかいつもと違う。バターの風味が利いていておいしいのだけれど、まるで粉砂糖ではなく、普通のお砂糖を使ったみたいな歯ざわり...

で、後片付けをして冷蔵庫を開けたら、卵黄が2個分、カスタードカップに入っていた! しまった、卵黄入れ忘れたんだ。どうりでクッキーを搾り出すのに力がいると思った。ま、そこそこの味になったからいいか。

で、このあと後片付けをして、水に浸した絞り出し袋をみたらこれがやけに重い。ま、まずい、もう一回分くらい焼ける分量が残っていたのに、あまりの硬さにオーブンシート、3枚分焼いたところでギブアップしていて、決して終わりではなかったんだ!

お菓子が上手に焼けるかどうかは私の精神状態の指標、卵黄を入れ忘れたり、種が残ったまま水につけちゃったり...そりゃあね、やらなければいけないことはすべてほったらかして(一日延ばしに延ばして)お菓子を焼いたって気分が晴れるわけはないんだろうけれど...いろいろな雑用、野暮用、決めなければいけないこと...毎日、やらないで延ばし延ばしにしていたらそのうちに全部消えてくれないかなあ...

仏頂面の理由は 

会社で、故障したシステムの復旧作業に立ち会ったのだが、交換用の部品が不良品だったらしく、作業が思うように進まない。時間は朝の10時。今日は、例によって朝の6時から会議があったので、朝ごはんを食べたのは5時なのでかなりお腹が空いている。朝のスナック用に焼いたキャロットレーズンブレッドがとてもしっとり焼きあがっているので、頭の中はこのことで一杯。自分の席にいればいつでも好きなときにスナックが食べられるのだが、修理作業に立ち会っているために、みんなが休憩をとるまでスナックはおあずけ。で、修理が手間取っているので、当分休憩はとれそうもない...

と、突然、「そんな深刻な顔して悩む問題じゃないよ。すぐ解決するから」と頭の上のほうから声がしてきた。どうも、私のいらいらが顔に出ていたらしい。誰も、システムの故障のことなんか心配してなくて、私の頭の中はいつおやつが食べれるかで気が気じゃなかっただけなんですけれど...、ま、いいか。

この15分後、システムのバックアップにあまりにも時間がかかるので、5分間休憩を入れようということになった。5分だと、席まで歩いて戻ってきたら終わっちゃうんだけど、どうせみんな遅いはずだし、笑顔で仕事をするほうが大切(と自分に言い聞かせて)、しっかりおやつを食べてから戻ったら、一人だけ遅刻だった。まったく、食い意地の張っている私。でも、幸せ!

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