カタカナから崩れる日本語
なんて、偉そうに書けるほど英語が上達しているわけではないのだけれど...
英語を話すときに何が困るかって、なんとなく意味がわかっているゆえに一度も辞書を開くことなくつかっている日本語のカタカナ用語。ま、車のハンドルがSteering Wheelになるって話はずっと前に聞いていたからなんとかなったけれど、L と R のオンパレードの「アクセラレーション」(前に書いたけど)とか、日本語とイントネーションが微妙に違っている言葉とか...アメリカに来た当時かなり苦労したのが、「アルミホイル」。英語だとaluminum foilになるのだけれ、日本語の「アルミホイル」が頭にあるから、頭の部分はなんとか言えても、こんど、尻尾のホイルをHではなくFの発音で言うのが難しかった...あと、バレーボールとバレエも難しかったっけ。
で、最近は、アルミホイルくらいならなんとか英語でも言えるようになったのだけれど、そうすると日本語のほうが逆に怪しくなってきた。
少し前に書いた「バレエ」という言葉、ブログに「バレー」と書いて、「なんか変?」と思ったもその場では気づかず、投稿ボタンを押してしまってから、「あれ〜っ、あれって、『バレエ』じゃない」と気が付いた。盛大な誤字脱字は結構修正せずにそのままにしていることが多いんだけれど、これはすぐ直した(筈)
「クレジット」も、普通に日本語をタイプしていて、時々、「クレディット」と打っている自分に気が付く。ま、これは、入力ミスとするか、間違いとするか微妙なところだけれど、読み返してもすぐに間違いと気が付かない時はちょっとまずいかなと思う。
あと困るのが、日本語と英語で一対一で対応する訳語がない言葉。英語のほうが短くて言い易いと日本人同士の会話では怪しげなカタカナ用語が混ざることが多い。「それってカンファタブルじゃないんですよねえ」とか「このコージーな雰囲気がなんとも言えない」とか「タイポがいっぱい」とか。もっとも、「タイポ」なんかは日本語のIT辞書(オンライン)なんかにも載っているし、日本語として普通に使っていいのかな。
ブログに、「今日も一日ベーキングに明け暮れました」とか書こうとして、手が止まる。危ない危ない、ベーキングは日本語じゃあないじゃないか。だけど、日本語でなんて言うんだっけ。「一日中焼き物に夢中でした」なんて書いたら陶芸になっちゃうし...
ひところ流行ったe ビジネス関連のIT用語は日本語がわからなくて大変だったのだけれど、日本に帰って日本語の本を買ってみたら、ぜ〜んぶカタカナでそのまんま、「知らない人が読んだら意味不明の日本語だろうな」ってな感じのカタカナオンパレード。なんだ、カタカナでよかったわけ?って気分になった。
カタカナだけではなく、普通の日本語もそのうち古びてくるんだろうなあ。こちらの日本人同士の会話だと、「ああ、あの人は天然なのよ」などと言う会話で、よく聞くと「天然キャラ」ではなくって「天然パーマ」のことだったりするし...
とはいえまだまだ純日本人(え、違うってか)の私、日本語の変化にはついていけても、英語の変化にはとてもついていけないから、気が付いたら古臭い英語を書いたり話したりしないようにしなくっちゃって思っているのだけれど、日本語もやっぱり難しいですね。
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- [2008/07/04 11:18]
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