さくらんぼのアメリカ日記 コンドミニアムを衝動買いするまで(9)

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コンドミニアムを衝動買いするまで(9) 

追記:無事カリフォルニアに戻ってきました。

オープンハウスから戻ってみると、留守電に数件のメッセージが入っていた。オンラインで問い合わせを入れた何件かで、そのうちの一件は、通勤途中でいつも見かけてステキだなあと思っていたコンドミニアムのリスティングエージェントから。一応、連絡方法はメールを希望と書いておいたのですが、ま、リアルターとしてはとりあえず電話してきますよね。1988年築ということで、そんなに新しくはないけれど、なにかと問題の多い70年代以前の建物ではないし、なにしろとってもステキなところ。メールをチェックしてみると、同じ人から、似たような物件でいいのがあるとメールが入っていたので、メールで、「電話を頂いた件でコンドを見に行くアポを取りたいのですが...」と自分の都合のよい時間を書いて送ってみた。さっそくメールで(←これって重要)返事が返ってきて、翌日の12時でどうかという。またメールでOKの返事を書いてアポ成立。このあとオンライン検索とかいろいろしてみたのだけれど、「比較的新しくて予算の範囲内」となるとあんまりいいところが見つからない。一件だけ、キッチンがものすごくステキなところがあったので、ダメもとで問い合わせメールだけ送っておいた。

翌日、指定された場所に行くと、リアルターと思しき人が待っていてくれたのだけれど、あいにく鍵の調子が悪くてお目当てのコンドは見れないとのこと。ははん、大方、買い手が決まりそうなんだなあとは思いつつ、メールで紹介してくれていたもう一件のコンドもかなり魅力的だったので、そちらを見せてもらうことにする。

言ってみると、一昨日に見に行ったコンドの真向かいで作りもかなり似ている。2ベッドルームでお値段も手頃で南向きのバルコニーつき。キッチンがアップグレードされていてものすご~~~~~~~~~~くステキ!壁が細かいタイル張りになっていてすごくステキなの。

条件は一昨日見たところよりもずっといいのに、こちらのコンドのほうが数百万円安い値段で売りに出ている。あと、ここでStagingという言葉を教えてもらったのだけれど、コンドはもう既に空き家になっていて、専門のインテリアデザイナーか誰かがデコレーションしたらしく、家具や丁度品がステキにアレンジしてあってますます心惹かれる。

バスルームは二つあるのだけれど、一つはバスタブなしのシャワーだけで、ここはアップグレードされていないのでちょっとしょぼい。まあ、この値段なら少し余分なお金を払って誰かに直してもらってもいいんだけれど...

やっぱネックは1970年代の建物と言う点。なんか、エレベーターとかガタガタだし、配管類も以外にガタが来ているかもしれない。一年間は保険がかけられるとか言っても、こういうのが壊れるのってちょうど保険が切れたあたりだし、自分でメンテナンスができない実としてはちょっと気になる。

このリアルターの方、とっても感じが良かったので、そのままステキなソファーに座り込んで、いろいろ話を聞いていたらあっという間に2時間経ってしまいました。その前にあった二人のリアルターは、「とにかくお買い得よ。買ってね」みたいな話しかしなかったのですが、このリアルターは言っていることが論理的で、私の質問に的確に答えてくれます。

「まだ昨日あたりから探し始めたばかりだから、なにもしていないのよ」というところからはじまって、「じゃあ、決まったリアルターはいないんだね。ひとり見つけなきゃいけないんだから、僕でよかったらお手伝いするよ」という話になったので、これ幸いと、「わからないことだらけなんだけど、聞いていい?」と言って質問しだしたら、あっと言う間に2時間が経ってしまったという次第。

聞けば、アカウンティングでアドバンストディグリー(会計学の修士あたりですかね)があってかつては融資の仕事をしていたのだけれど、人と会うのが好きでこの商売に入って30年、この仕事大好きなんだ」とのことで、融資の額から月々のローンの返済額、税額控除の効果がいくらくらいになるのかとか、固定資産税がいくらくらいになるのかとか、「僕の頭の中には計算機が入ってるんだ」というだけあって、計算がものすごく速いです。この点は先日話をした銀行の融資担当者も一緒で、私も日本語で数字を言われたら暗算にはそれなりについていけるのですが、英語で(私にとっては)巨額な数値を言われて、それに分数表記の小数点(なんか日本語がだけれど、英語で1 1/8 of 1% とか言われたってなんのことかさっぱりわからない!

いい機会だったので、以前から気になっていた疑問点を二点ぶつけてみました。
「アメリカ人はみんな、家を買うと利息の支払いは税額控除が受けられるから、アパートの家賃を払うよりもお金を借りて家(私の場合はコンドですが)を買ってしまったほうが絶対に得だって言うのだけれど、税額控除が受けられるのは、あくまで利息の部分だけで、利息以外の返済分については税額控除は受けられないじゃない。最初の数年は控除の恩恵が受けられるけれど、20年、30年経つうちに利息の額は激減するから、税金の恩恵がなくなっちゃうのに、支払い金額は一緒、その上、固定資産税とアソシエーションフィーだってあるし、本当にお得なの?」と

そしたら、質問の内容にちょっとだけ驚いた後で、「普通、同じところに30年も住む人はいないんだよ。みんな15年くらいして値段が上がった時点で別の家を買って移り住むから、また新たに融資を受けることになるから、また利息分が増えるんだよ」と答えてくれました。借金大国のアメリカを象徴するような話ですが、納得はできます。

あと、家の相場の見極め方とか、値上がりを期待するならどんな物件を買ったらよいのか。ワンベッドルームか2ベッドルームかという質問には、予想に反して、「部屋数はあんまり関係ないんだよ。ロケーションがすべてだね」とのこと。(一般的には2ベッドルームのほうが値上がり幅が大きいと言われていますので、この意見には反対する方も多いかとは思いますが)
ロケーションというのは、安全な場所かどうかとか、静かで大通りに面してないとか、鉄道が近くを通っていないとか、子供のために評判のよい学校がそばにあるとか、利便性その他いろいろ。2007年と2009年築の二件のコンドの値段がどちらもお手頃価格だったのは、場所があまりよくなかったせいだろうと考えると、この答えもすごく納得できます。

とりあえず、銀行の融資担当者にアドバイスされたように、自分の希望金額よりも少し低めの値段を伝えて、この範囲で1ベッドか2ベッドが希望。新し目の物件があったら連絡をくださいとお願いしておきました。少し探しておくよとの返事。

555 010


写真と本文とは関係ありません。
会社のそばの水辺で見かけたあまり見慣れない鳥さん。

(続きます)

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コメント

こんにちは。
この質問、多分日本人なら誰でも思いつきます(笑)。
アメリカ人とのメンタリティの違いを一番表しているかなぁ。。。
日本人は一生涯かけて一軒の家を持つとすっごく満足するのですが、
アメリカ人には資産の一つに過ぎないので、投資資産として
次々買い換えて、大きな家にステップアップしないと意味がない。
ただ、固定資産税は注意ですね。カリフォルニアは確か1%でしたよね。
日本より桁違いに高いです。
もっとも、コネチカットはCAのさらに3倍しますけどね。。。

LaceyBlue様

本当に、日本人とアメリカ人では金銭感覚が全然違いますね。
いろいろ話を聞いて(まえから気がついてはいたのですが)
驚いてしまいました。
固定資産税、カリフォルニアの3倍ですか?
それはすごいです。
カリフォルニアの場合、固定資産税は購入時の時価に対して
かかるのです。なので、ずっと前から住んでいる人たちは
税金がずっと安いんだろうなあと思うとちょっと複雑な
気分になります。

こんにちは。
うちの場合、サンディエゴにキャニオンビューと庭付き一戸建てを購入したのが、住宅価格の最高値の2007年でした。その後、半年で大暴落。固定資産税は購入時のままに課税されていましたが、当局相手にネゴシエイトして(単にゴネまくって)当初の3/4にしてもらいました(笑)。
下がったと思ったら、CTに新居を買う羽目に・・・・こうして、見かけ資産は殖えていくのでしょうね。

LaceyBlue様

わ、キャにオンビューと庭付き一戸建てはいいですね。
私は、庭の手入れとかができないので、買うのなら
コンドミニアムと決め込んでいました。
ベランダガーデニングが精一杯です。

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