さくらんぼのアメリカ日記 過去話 My Past

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私の逃亡記 - メキシコ編: ピラミッドの呪いと気管支炎と 

本当は、これはメキシコ編の一番最後に書く予定だったのだけれど、最近インフルエンザの話題が多のでちょっぴり予定を変更。

私、催眠感受性は限りなくゼロに近いのだけれど、なぜか暗示にはかかり易くて、悪いことを言われるとそれだけで病気になってしまうところがある。日本にいた頃、母が信仰している宗教の霊能者の方から母が聞いたありがた~いお話(お告げ?)として、「どうもお嬢さんは貧血のような感じがします」というのがあった。もちろん、そんな「ありがた~いお告げ」を聞いた私は翌日から熱を出して医者に行って抗生物質を処方してもらう羽目に。で、おそるおそるお医者様に聞いてみた。「あの、貧血気味じゃないかって人から言われたんですけれど、そんなことってありますか?」

医者は私の血色の良いまん丸の顔を見ながら言った。「心配なら検査してあげますけれど、その顔色から考えて貧血はまずありえないですね」と。、翌日からすぐ元気になったのだけれど、医者の言葉がきいたのか抗生物質が効いたのかは不明。

なので、メキシコに来る前に母が再び霊能者の方から聞いてきた「ありがた~いお告げ」についても、「悪いことだったら信じちゃうから絶対に言わないでね。良いことだったら聞いてもいいけれど」と条件つきで母から聞くことにしたのだけれど、私と母との母娘コミュニケーションが成立しないのは周知のこと。お告げの内容は...

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私の逃亡記 - メキシコ編:お腹の具合とメキシコのお茶と 

前回、このシリーズを書いてから一ヶ月以上時間があいてしまったような...

よく、メキシコに行くとお腹をこわすとかいろいろ言われていますよね。
生水は絶対に飲んではいけない。飲むのはボトル入りのミネラルウォーターのみ、
飲み物を注文する時は、絶対に氷を抜いてもらうこと、
葉っぱものの野菜は食べないこと...
などなど

いったいメキシコの何がいけないのでしょうね? 水道水にバクテリアでもいるのでしょうか???
私が行ってから数日してから、マルタが浄水器(アメリカでよく使うような簡単なのではなくて結構高級そうで効き目がありそうなの)を見せてくれて、「このお水は安全だから、水が飲みたくなったらこれはそのまま飲んでも大丈夫だからね」といってくれました。でも、万が一バクテリアとかなんらかの微生物が原因だったらろ過器を通り越してしまいそうで不安だったので、飲み物は一度火を通したお茶を冷たくしたものとか、そういうものしか飲みませんでした。

外で物を飲む時は、いつも氷を抜いてもらっていたのですが、氷なしの飲み物注文すると、缶とか瓶入りのものとかは冷蔵庫に入っていないから、生暖かいんですよね(涙)。

不思議だったのは、人々がビニール袋からジュースを飲んでいたこと。ストローを挿して口のところを紐でくくって飲んでいるのですが、最初は、「わ、なにあれ、いかにもお腹こわしそう」とか言っていたのです。でも、実は瓶代が高いので、ジュースとかを買うとその場でビニール袋に移してストローを挿してくれるとわかってからは、いつのまにか私も日本人の友達もこの仲間に加わって、ビニール袋からストローで飲むようになりました。もちろん、氷はなしです。

と、いろいろ注意していたので、私は、マルタのところにいた6週間はお腹をこわすことはありませんでした。一緒に滞在していたエリザベスちゃんは、アカプルコに遊びに行った時にホテルの食事でお腹をこわしたとかで、それ以来、つらそうでした。何よりも、彼女はメキシコの辛い食事が体質に合わなかったようで、「メキシコ風にアレンジされていない、本物のアメリカのピザが食べたい」とか、「メキシコではマックは高級店なのよ。行ってみたら、いいお洋服を着た上流階級っぽい人しかお客さんがいなかったわ」とか言いながらアメ食を探し回っていましたけど...

メキシコで「お茶」というとテ・マンサニージャで、朝ごはんに紅茶が出る以外はいつもマンサニージャ茶を飲んでいたのですが、「お腹の具合が悪い」というと、「それならこれよ」と言ってマンサニージャ茶を勧められました。かなりなが~いこと、このお茶の正体が不明で、「菊茶に似ているような気がするけれど、あの味はなんだったのだろう」ってずっと考えていたのですけれど、よく考えたらこれ、カモミールティーそのものの味で、メキシコ人の同僚(フランス語がペラペラで、後にワールドバンクに転職した学者肌の博学タイプ)に聞いてみたら、「え、テ・マンサニージャ知ってるんだ。もちろん、カモミールティーのことだよ」と教えてくれました。カモミールティーってお腹をこわした時によいんですかね?

私は、お腹はこわさなかったのですが、時々(多分辛いものの食べすぎで)胃が痛くなることがあって、そんな時は、マルタがシナモンティーを入れてくれました。このシナモンティー、胃にやさしくて、普段はあまり好きではないのですが、今でも胃が痛くなると不思議と飲みたくなります。紅茶にブレンドしたタイプではなくて、カフェインフリーのハーブティーのタイプですが。

ちなみに、紅茶は、つい、レッドティーっていいたくなるのですが、(多分)英語と同じで、黒いお茶(テ・ネグロ)って呼んでいました。

あ、あと、メキシコでお腹をこわした日本人の子の話によると、日本の薬は聞かないのでメキシコの市販の薬(アメリカで売っているペプトビズモみたいなすごい色の薬)が効くんだとか。

「メキシコ編:ピラミッドの呪いと気管支炎」に続きます。


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私の逃亡記 - メキシコ編:食べ物があふれている市場 

メキシコでは、レタスなどの葉っぱものの野菜は寄生虫の心配があるので食べないようにと言われていたのだけれど、マンゴーとかアボガドとかは食べ放題って感じだった。よく、パンとかシリアルの朝食にマンゴーの皮を剥いたのが丸ごと一個出てきて、ナイフとフォークで食べようとしたら、「これはこうやって齧るのよ」とマルタが食べ方を教えてくれた。

アメリカ風の大きなスーパーマーケットもないわけではないのだけれど、こちらはお金持ち専用だし、割高だし、あんまりお楽しみがない。食品を買うのは(って、食事つきだったので小旅行に出たとき意外はほとんど買わなかったけれど)もっぱらゴチャゴチャっとした感じのマーケットっていうのか市場っていうのか...デパ地下をもっと大きくして、売っているものを生鮮食品に変えて、屋根をテントみたいにして、叩き売り風にしたらこんなになるかなって感じかな。

でも、デパ地下とかとは全然規模が違って、野菜とか果物とかがどさっという感じで棚に積んである。ちょっとさわったら積んであるのがくずれちゃいそう。その安さといったら...

カリフォルニアに来たときは、アメリカは野菜や果物がどうしてこんなに高いのかと思ったほど。もっとも、カリフォルニアの野菜や果物の値段は他のアメリカの州と比べるとはるかに安いのだけれどね。

当時はアメリカのスーパーなんてほとんど知らなかったので、果物や野菜がビニールパックに入っていなくて、一個から買えるシステムに感動してしまった。元気でたくましいおばちゃん(おじちゃんもいたかな)が、「安いよ~、買ってきなあ」みたいな感じで売ってくれる。食べ物大好きな私としては片端からいろいろなものを買いたくなってしまうのだけれど、自分でお料理できないし...

この市場ではノパーレスとかいうサボテン(食用)も売っていた。(メキシコの砂漠の写真とかによく写っているあの緑のサボテンです。) トゲがついていて、こんなもの食べられるのかと思ったけれど、一度、マルタが炒め物か何かにしてくれた。独特の酸味があって、ちょっとオクラみたいにぬるっとしているから健康にはよさそう。ちょっと茎若布みたいな不思議な味だった。アメリカでもごくたま~に、ビニール袋入りで見かけたような気がするけれど。

あ、もちろん、こういうお店は強烈な香菜の匂いがします。あの匂いが苦手な人は、こういう人とものがあふれかえったところは苦手かもしれない。

マンゴーやパパイヤは、よく洗って普通に食べていたけれど、これも、スペイン語の先生から、「場所によっては、コウモリとかが齧っていてコウモリは狂犬病菌を持っている可能性があるので注意するように」って言われたんだっけ。ま、コウモリの齧った後から人が狂犬病に感染するのかどうかは定かではないけれど、コウモリの糞とかついたマンゴーなんて食べたくないかもしれないけれど、クェルナバカではそんなこと気にせずに食べていた。そんな、傷とかもついていないきれいな奴だったし。

お肉とかもいろいろあった気がするけれど、新鮮な魚介類は無理みたいで、一度、スペイン語学校に自炊でホームステイしていた子達が日本食を作るってはりきってお魚を買ってきたのだけれど、日本人でも生臭くって塩焼とかは食べたくないかなっていうお魚しかなかったみたい。

市場ではないのだけれど、同じくがっかりしたのがメキシコのパン。パン屋さんにはいるとおいしそうなパンがたくさんならんでいるのだけれど、どうも、クッキー種をクロワッサン型にして、お砂糖をまぶして焼いたんじゃないかっていうようなパンが多かった。マルタのところで朝食や夜食に食べるトーストパンは、アメリカのスーパーと同じような薄切りのパンだったのだけれど、時々出される巻きパンはみんなこの類い。なのに、凝りもせずに、パン屋さんを見かけるたびに、「今度こそ」とおいしそうなのを買って、いつも失敗していた。どれも、すご~くおいしそうだったんだけどね。

「メキシコ編:お腹の具合とメキシコのお茶と」に続きます。

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私の逃亡記 - メキシコ編:もし原住民にスペイン語を教えたら 

最近のメキシコの事情はよく知らないのですが、多分あまり変っていないだろうと...

私がいたときのメキシコの印象は、貧富の差がかなりあって、国中が経済的な問題にあえいでいて、なので、お金持ちの人達はドル預金その他、とにかく資産が目減りしないように自分たちの財産を守るのに夢中、働き盛りの中間層のほとんどはみんなアメリカに働きに行ってしまって、国に残されるのは、ほんとうにアメリカに行くこともできない貧しい人達ばかり。残された、普通に働ける真面目な人達ががんばって働いてもたかが知れているし...やっぱ物質主義のアメリカのお隣の国っていう場所が災いしているのかなあ...って感じでした。

お隣が災いしているっていうのの一番はやっぱ、その昔にあったというアメリカとの戦争。詳しいことは調べていないので、戦争が何回あって、いつの時点で領土が大量にアメリカのものになってしまったのかよくわからないのですが、戦争のせいでカリフォルニアもテキサスもアメリカ領になっちゃったし、平和条約に調印する際に、「向こう50年間は重工業の工場を建てません」みたいな条項にサインさせられたらしい。なので、産業が興せないから国がゆたかにならないのだと、スペイン語の先生の一人が嘆いていました。

メキシコの問題はこれだけではなくって、山間部(かな)とかの奥地に住む、様々な言葉を話す原住民が多数いるとか。彼らにスペイン語を教えて、文明社会で生活してもらおうにも、彼らの言葉を解する人達がいないのでスペイン語を教えるのも容易ではないとのこと。クラスのディスカッションで取り上げた教材でそんな話が出てきました。

今だったら、アメリカだって貧富の差その他いろいろ問題をかかえているから、そんなナイーブなことはいわなかったと思うけれど、当時の私は、日本の義務教育が当たり前だと思っていた。なので、思わず、「え~、国の言葉を教えるのなって政府の責任じゃあないんですか?少しお金かけて教師を養成してスペイン語を教えてあげられればよいのに」と言ってしまった。

てっきりいつもの、No dinero(お金がないの)って反応を予想していたんだけれど、返ってきた答えは...

「彼らのスペイン語なんか教えてごらん。スペイン語が話せるようになったとたんに喜んでロサンジェルス辺りに行っちゃうからお金が無駄になっちゃうんだよ!」とのこと。

う~ん、今ならよくわかるけれど

スペイン語が話せる→アメリカ(ロス)で暮せる???


だけど、言葉ができなければろくな仕事にはつけないし、痩せた土地で農業かなにかやりながら生計を立てているのでしょうか? メキシコでは暮らしていけないから、スペイン語ができればアメリカに行ってしまう生活って...

アメリカで不法移民と呼ばれているヒスパニック系の方達の生活は決して楽ではないと思うのですけど。

「メキシコ編:食べ物があふれている市場」に続きます。

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私の逃亡記 - メキシコ編:タクシーを拾ったと思ったら 

クェルナバカ市内の移動は、コレクティーボと呼ばれる乗り合いバスみたいなのを使うと安いのだけれど、これって、70年代のヒッピーの車を彷彿とさせるようなボロボロのマイクロバスみたいな車で、降りるときは「バッハンポルファボール(おろしてくださ~い)」と叫んで卸してもらう。中は確か、みんなが真ん中を向いて向かい合わせに座るようになていたと思う。

あんまり乗り心地のよいものではないので、アメリカ人のデービッドはいつもタクシーに乗りたがった。人数が集まればタクシーでもそんなに高くないし、ま、タクシーだと一人当たり150円、コレクティーボなら60円ってとこだったかな。詳しく覚えてないけど。ちなみにコレクティーボって、英語のコレクト(集める)と同じような意味かと思うんだけど、町中走って人を集めて走る人間収集車ってこと???

タクシーについては、同じメキシコといっても場所によって様々だと思う。メキシコ・シティーなんかは危ないから絶対に女性一人では乗るなといわれていたけれど、観光地のカンクンなんかだときれいな普通のタクシーが走っていて普通に乗れる。 クェルナバカの場合は、乗る前に値段の交渉だけしておけばそんな危ないことはないと言われていた。ま、女性一人で乗れるかどうかは微妙だけれど。

だけど、どこも壊れていないタクシーを見つけるのは難しくって、必ずガラスにひびが入っていたりとかいろいろあった。大抵は、白い小型のビートルっていうのかな(?)(日本でむか~しむか~し流行っていたと思われる)フォルクスワーゲンで、赤字で「タクシー」と書いてある。

法律的なことはわからないし、今は変っているのかもしれないけれど、規制とかはあってないようなもので、白い車を持っていたらだれでも「タクシー」という札をつけて白タク稼業ができそうな感じ。

なので、あの日も学校の帰り、タクシーを拾おうと待ち構えていたらそこに白いのが来たので、「タクシー」と声を張り上げた。

で、止まってくれた白い車、中にどこかで見たような顔の白人の人が乗っているのだけれど、もちろん初対面。「いやあ、僕はタクシー運転手じゃないんだけれど、今日はあいにく運転手が休みをとっていてね。こうして僕が運転してるんだよ。どこに行くの? マルタの家、あ、僕も今近くまで行くところだから、乗せていってあがるよ」ということになった。

聞けば、歯医者さんをしているマルタの弟さん。顔がマルタの息子さんにそっくり!
なので、その日は車のただ乗りしてお家に帰りました。

これは、アメリカに来てからも感じるのだけれど、ラテンアメリカから米国に留学に来るような人達はかなり裕福な暮らしをしている人達が多い...ってか、そういう人しか来れない。で、聞くと、親戚には必ず医者か弁護士がいて、ご両親も政治家だったり大地主さんだったり弁護士だったり社長さんだったり...ごくふつ~の会社員とかってあまりお目にかからない。

マルタのところも一緒で、親戚は医者か歯医者か弁護士ばっかり。メキシコだとそういう仕事じゃないと食べていけないのかなあ。

それにしても、あの車、本当にタクシーにそっくりだったのだけれど、あいている時間はタクシーにはや代わりするんだろうか? それとも単にそういう車しかなかったの? でも、マルタのところはステキな乗用車を持っていたし、歯医者さんならお金もありそう。あの白い車は、やっぱり副業でお金を稼ぐため???

「メキシコ編:もし原住民にスペイン語を教えたら」に続きます。

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